旧版2013年1月1日以前序原点は「エンデの遺言」だ。確認できるようリンクしておく。<その1(約10分)>そして<その2(約10分)>、<その3(約10分)>、<その4(約10分)>、<その5(約10分)>、<その6(約10分)>。 次に年次改革要望書がメディアに取り上げられなかった嘘のような現実。これを確認して置かねばならないだろう。 メディアの欺瞞はここに端的に表れていた。逆に言えば、これこそが明々白々なメディアの弱点であって、ここを突くことで彼らの欺瞞は簡単にあぶり出せた。 2009年9月に民主党政権が誕生した。 自分たちが政権の座にある限り増税をしませんというのが公約であった。国民の生活が第一というから期待を寄せたりもした。 しかし、実際やったことは、米国のCIAの手先である自民党と手を組んで、米国にハンドリングされた官僚のシナリオどおりにことを運ぶことだった。 自民党時代の安部晋三内閣の47回に及ぶ強行採決もひどかったが、やはり、戦時下の言論統制をほうふつとさせる昨今の報道は、ブッシュJr.がはじめた「テロとの戦い」以降の政治手法だ。 なお、自民党とCIAの結びつきは、有馬哲夫の著作で確認いただき度。 金貸しと戦争屋の動きやCIAの破壊活動は、本山美彦「消された伝統の復権」でチェックすればいい。文献リストも充実している。 2012年小沢氏は民主党を見限った。マニュフェストで政権を取った政党がマニュフェストを捨てたからだ。財務省主導で消費税導入を決めて、社会保障は置き去りのまま。嘘をついて、責任を取らない。消えた年金のときもそうだった。 ましてや原発事故という有事のときである。経済を取るか、健康を取るか、迫られれば、わたしは健康を取る。国民はみんなそうだろう。なのに、除染などといって、汚染された広大な山河を前にして、できもしない嘘をつきつづける。 そんな官僚システムの利権構造をぶっつぶすと言っているのが小沢一郎であり、彼には国のためもうひとがんばりしてもらいたい。とにかく、無神経で、ひとの気持を逆なでする、いまの政権は、一秒でも早く、この世から去ってもらいたい。 孫崎亨「戦後史の正体」を読むとわかるが、日本の政治システムは、GHQの占領時代から70年近く経とうとしているのに、その影響を脱していない。きわめて異例のことである。 さて、本ブログでは、現在進行中の権力の暴走をウォッチする。生活者としてそれどころではないが、ミッションだと思って、細く長く続けていければと思っている。 |